商品のマスタ登録・新規追加はこちらの動画でご確認いただけます。
取引先・商品・部門・銀行口座のマスタ登録の方法は、動画でご覧いただけますので、こちらのサポート記事も併せてご覧ください
商品の情報は【マスタ設定】で確認ができます。
上部メニューのギアアイコン(⚙印)>【マスタ設定】をクリックします。
1)商品マスタ
2)SKUマスタ
3)荷姿マスタ
5)単価の自動取得
1)商品マスタ
商品の情報を設定します。
■ 商品設定手順
商品一覧の業務メニュー【新規】より、新規の商品情報を入力する。
※保守サービスや延長保証などの無形商材は棚卸商品区分を「棚卸対象外」としていただくと在庫がなくても運用が可能となります。
【更新する】ボタンをクリック。
入力した情報に間違いがなければ【確定】ボタンをクリック。
■商品マスタの一括登録
エクセルやCSVファイルを用いた商品の一括登録が可能です。こちらよりインポート用ファイルをダウンロードいただけます。
■項目の説明
【基本情報】
コード
検索やインポート時に指定するコードです。商品マスタ内で一意である必要があります。
※1度確定すると変更できません。
名称
商品の名称です。画面の表示や帳票に出力されます。
計上単位
商品の最小となる単位を設定します。
棚卸商品区分
在庫管理をするかどうかを設定できます。棚卸対象外の場合、在庫管理が行われず、在庫が無くても出荷ができます。
※1度確定すると変更できません。
販売単価区分
受注や出荷で商品を設定した際の単価の計算方法を設定できます。
常に金額が同じだったり、得意先によって掛率が変わるという場合は「販売単価掛率」を、得意先や数量ごとに単価が異なったり定期的に価格改定がある場合は「単価マスタ」を設定してください。
※価格が変動する場合は、"単価マスタ"を選択し、単価マスタを登録しないことで、常に単価の初期値を"0"にすることができます。
上代単価
【販売単価区分】で「販売単価掛率」が指定されている場合、上代単価に設定された金額と得意先の【販売単価掛率(%)】を元に単価の初期値が設定されます。
仕入単価区分
発注や入荷で商品を設定した際の単価の計算方法を設定できます。
常に金額が同じという場合は「商品マスタ」を、仕入先ごとに単価が異なったり数量や時期によって単価が変わる場合は「単価マスタ」を設定してください。
仕入単価
【仕入単価区分】で「商品マスタ」が指定されている場合の単価の初期値になります。
また、受注伝票で粗利を確認する際の原価になります。
仕入先
仕入先が1つに決まっている場合、その仕入先を設定してください。
発注処理を行う際の仕入先になります。
数量小数桁数
商品や取引を行う際の数量の小数桁数を設定できます。
※1度確定すると変更できません。
数量丸め方法
数量小数桁を超える桁で端数が発生した場合の丸め方法です。
※1度確定すると変更できません。
在庫単価小数桁数
商品や取引を行う際の単価の小数桁数を設定できます。
※1度確定すると変更できません。
在庫単価丸め方法
単価小数桁を超える桁で端数が発生した場合の丸め方法です。
※1度確定すると変更できません。
【その他設定】
補充基準数量
在庫を補充する基準となる数値を設定できます。
在庫数が設定された数量を下回った際にメールでの通知をしたり、予定在庫一覧画面に表示することができます。
補充数量
在庫を補充する際に発注する数量を設定します。予定在庫一覧から一括発注をする際に利用されます。
補充単位
在庫を補充する際に発注する単位を設定します。予定在庫一覧から一括発注をする際に利用されます。
商品区分1~6
区分マスタで設定された商品区分を設定できます。区分ごとに管理帳票での集計や取引データの検索に利用できます。
メーカー
商品のメーカーを設定できます。内容は帳票に出力できます。
型番
商品の型番を設定できます。検索で利用したり、帳票に出力できます。
バーコード種類
帳票にバーコードを表示する際の種類を設定できます。
商品バーコード
帳票にバーコードを表示する際のバーコード番号を設定できます。
納入区分
一括発注処理をする際に、直送として発注する設定ができます。
発注区分
一括発注処理や受注単位の発注処理時に発注対象から除外できます。
サービスなどの無形商材や割引など、発注の必要がない商品の場合に設定します。
※直送商品は、発注対象外にできません。(納入区分と発注区分に同時に✔チェックを入れることはできません。)
備考
商品の備考です。取引明細の【備考】の初期値になります。
【連携設定】
EC連携先
EC連携で連携する商品の場合連携先をチェックします。
ベイス商品ID
EC連携でベイスと連携する場合、ベイスの商品IDを設定します。
【予備項目】
「商品メモ」に割り振られている予備項目について値を設定します。設定した内容が取引明細の予備項目に反映されます。
2)SKUマスタ
商品のSKU情報を設定します。
例えば、サイズとカラーで管理する場合、【名称】=Lサイズ-青のように設定します。
■ SKU設定手順
SKU一覧の業務メニュー【新規】より、SKU情報を入力する。
【更新する】ボタンをクリック。
入力した情報に間違いがなければ【確定】ボタンをクリック。
■SKUマスタの一括登録
エクセルやCSVファイルを用いたSKUの一括登録が可能です。こちらよりインポート用ファイルをダウンロードいただけます。
3)荷姿マスタ
商品の荷姿情報を設定します。1つの商品に、複数の荷姿がある場合、最小の単位を【商品】マスタの【計上単位】に設定し、それ以外を【荷姿】マスタに設定します。
例えば、【計上単位】がpcsで、10pcs入りboxがある場合、【名称】=box、【入数】=10のように設定します。
■ 荷姿設定手順
荷姿一覧の業務メニュー【新規】より、新規の荷姿情報を入力する。
【更新する】ボタンをクリック。
入力した情報に間違いがなければ【確定】ボタンをクリック。
■荷姿マスタの一括登録
エクセルやCSVファイルを用いた荷姿の一括登録が可能です。こちらよりインポート用ファイルをダウンロードいただけます。
4)商品予備項目(テナント設定)
【商品予備項目】の用途と表示名称は、【テナント設定】マスタにて設定します。
■ 商品予備項目の設定手順
テナント設定より、【商品予備項目】タブをクリック。
設定したい項目の【割当】ボタンをクリック。
表示された子画面で用途を選択し、【OK】をクリック。
※一度割当を行った用途の再変更はできませんのでご注意ください。
商品識別情報
予備項目を商品識別情報として設定すると、受注・発注時に商品に付随する情報を入力できるようになります。【SKU】を使用する場合は、あらかじめ【SKU】マスタに設定が必要ですが、商品識別情報の場合は、事前設定なしでも使用できます。(【予備選択1~3】を除く)
例えば、ワインのビンテージ(生産年)などに便利です。
在庫識別情報
予備項目を在庫識別情報として設定すると、入荷・出荷時に在庫に付随する情報を入力できるようになります。
例えば、ロット番号・消費期限・シリアルNoなどを管理する場合に便利です。
受発注メモ
商品の管理ではなく、メモとして使用できます。受注および発注で入力が可能で、入出荷に引き継がれますが、入出荷での変更はできません。
入出荷メモ
在庫の管理ではなく、メモとして使用できます。入荷および出荷で入力が可能ですが、引き継ぎはありません。
商品メモ
予備項目を商品メモに設定した場合、商品マスタに値を入力しておくことで、デフォルトで表示することができます。
5)単価の自動取得
明細入力時に、単価を自動取得することができます。掛率による単価取得(販売単価のみ)と単価マスタによる単価取得があります。いずれの場合も、自動取得した単価は、取得後に変更することができます。
※販売単価と仕入単価を自動取得したい場合、それぞれの登録が必要となります。
※価格の変動が大きい商品などでは、自動取得機能を使用しないほうが良い場合があります。
※取引先単価区分を使用した特定の取引先グループごとの単価を設定したい場合はこちらをご参照ください。
掛率による単価取得
販売単価に限り、掛率による単価自動取得が可能です。設定は【商品】マスタおよび【取引先】マスタ(得意先)にて行います。
※【単位】が【商品】マスタの【計上単位】と等しい場合のみ有効です。
■ 単価(掛率)設定手順
商品一覧で編集したい商品をフォーカスし、業務メニュー【編集】をクリック。
※ 【状態】が【確定】の場合、【ワークフロー】【確定取消】をクリックして【状態】を【編集中】にしてください。
【販売単価区分】に【販売単価掛率】を選択し、【上代単価】を入力し、【更新する】ボタンをクリック。
入力した情報に間違いがなければ【確定】ボタンをクリック。
取引先一覧で編集したい得意先をフォーカスし、業務メニュー【編集】をクリック。
※ 【状態】が【確定】の場合、【ワークフロー】【確定取消】をクリックして【状態】を【編集中】にしてください。
【その他設定】タブの【販売単価掛率(%)】を入力し、【更新する】ボタンをクリック。
入力した情報に間違いがなければ【確定】ボタンをクリック。
単価マスタによる単価取得
販売単価・仕入単価ともに単価マスタによる単価自動取得が可能です。設定は【商品】マスタおよび【単価】マスタにて行います。
■ 単価(単価マスタ)設定手順
■単価マスタの一括登録
エクセルやCSVファイルを用いた単価の一括登録が可能です。こちらよりインポート用ファイルをダウンロードいただけます。
6)取引先単価区分(区分マスタ)
【取引先単価区分】を使用して、特定の取引先グループごとの単価を設定することができます。設定は【区分】マスタ、【取引先】マスタ(得意先・仕入先)および【単価】マスタにて行います。
※取引先の【税区分】(税抜・税込および税率)が異なる場合、別のグループにしてください。
■ 取引先単価区分設定手順
区分一覧の業務メニュー【新規】より、新規の区分情報を入力する。
【区分種別】に【取引先単価区分】を選択し、必要情報を入力して【更新する】ボタンをクリック。
入力した情報に間違いがなければ【確定】ボタンをクリック。
取引先一覧で編集したい得意先または仕入先をフォーカスし、業務メニュー【編集】をクリック。
※ 【状態】が【確定】の場合、【ワークフロー】【確定取消】をクリックして【状態】を【編集中】にしてください。
【その他設定】タブの【取引先単価区分】に設定した区分を選択し、【更新する】ボタンをクリック。
入力した情報に間違いがなければ【確定】ボタンをクリック。
単価一覧の業務メニュー【新規】より、新規の単価情報を入力する。
【取引先単価区分】に設定した区分を選択し、【更新する】ボタンをクリック。
入力した情報に間違いがなければ【確定】ボタンをクリック。
7)商品区分(区分マスタ)
管理帳票には、商品の情報を区分ごとに集計して出力できるものがあります。商品には最大6つの【商品区分】を設定することができます。
例えば、多くのジャンルの商品を取り扱っている場合等は、「雑貨」や「衣類」等の商品ジャンルごとに区分を作成し、どのジャンルの売上が高いのか等を確認することができます。
■ 取引先区分設定手順
8)商品区分を使える帳票
【商品区分】ごとの集計を使用できる管理帳票は以下の通りです。
【売上分析表】
【売上集計表】
【仕入集計表】