帳票には大きく分けて個別帳票と管理帳票があります。
個別帳票・管理帳票ともにレイアウトや出力内容のカスタマイズが可能です。
カスタマイズは【帳票テンプレート】マスタ、【帳票ページレイアウト】マスタで行います。
上部メニューにあるギアのアイコン>【システム設定】をクリックします。

1)個別帳票と管理帳票

個別帳票

個別帳票は見積書や納品書および各種確認票などで、受注一覧などの各一覧から出力します。受注明細一覧などの各明細一覧からは出力できません。

■ 個別帳票出力手順

  1. 各一覧の出力したい行のチェックボックスをクリック。

  2. 業務メニュー【帳票】をクリックし、任意の帳票名をクリック。

管理帳票

管理帳票は売上分析表や仕入集計表などで、上部メニューの【管理帳票】から出力します。

■ 管理帳票出力手順

  1. 上部メニューの【管理帳票】をクリック。

  2. 出力したい帳票タイプのボタンをクリック。

  3. 表示された子画面で抽出条件を入力し、【OK】ボタンをクリック。


2)帳票のカスタマイズ

帳票のカスタマイズは【帳票テンプレート】マスタ、【帳票ページレイアウト】マスタで行います。新規で作成することもできますが、修正または追加したい帳票を複製して変更することをお勧めします。

※個別帳票に使う項目名(プロパティ)が分からない場合はこちらをご参照ください。

・ 帳票テンプレートの複製手順

  1. 【帳票テンプレート】で修正または追加したい帳票を選択して、業務メニュー【複製】をクリック。

  2. 帳票名称などを変更した上で、【追加する(F9)】ボタンをクリック。

  3. 【ファイル名】のリンクからテンプレートファイルをダウンロードして修正。

    ※s-flow上で登録したデータを出力するには、プロパティをセルに入力します。こちらをご参照の上、「プロパティ」欄に記載されている内容をセルに貼り付けてください。

  4. 【ファイルアップロード】ボタンをクリック。

  5. 【テンプレートファイル】子画面の【ファイル選択】ボタンをクリック。

  6. 表示された子画面で、修正したテンプレート(xlsx形式)を選択し、【開く】ボタンをクリック。

  7. 【テンプレートファイル】子画面の【OK】をクリック。

※行や列の追加・削除などを伴わない変更(プロパティの変更や追加など)のみの場合、帳票ページレイアウトの設定変更は必要ありません。編集部右下の【公開】ボタンをクリックして、作業を完了してください。

・帳票ページレイアウトの設定手順

  1. 【帳票テンプレート】で対象テンプレートを選択し、【レイアウト表示】ボタンをクリック。

  2. 【帳票ページレイアウト】の業務メニュー【編集】をクリック。

  3. 帳票テンプレートの複製・設定手順3.で修正したエクセルファイルに合わせ、「レイアウト1」タブおよび「レイアウト2」タブの【終端セル】【明細範囲】【開始行範囲】【繰返行範囲】の値を設定し、【更新する(F9)】をクリック。

  4. 編集部左下の【テンプレート表示】をクリック

  5. 編集部右下の【公開】ボタンをクリック。

・帳票1ページ内に納品書と請求書など複数の帳票を表示させる方法

1.【帳票テンプレート】で追加したい帳票に近いものを選択して、業務メニュー【複製】をクリック。

2.帳票名称などを変更した上で、【追加する】ボタンをクリック。

※納品書と請求書を1つのする場合、表示させる項目によって帳票タイプを選択します。例としては請求金額を表示させたい場合は帳票タイプ「請求管理」を選択してください。

3.【ファイル名】のリンクからテンプレートファイルをダウンロードして修正します。

※同一シート内に納品書と請求書など数種類のテンプレートを入力します。

4.明細部以外の箇所で利用できるプロパティは共通ですが、明細の指定は1つの帳票で1か所しか指定できません。そのため、帳票内一番上に来る帳票の明細は通常通りに項目名(プロパティ)を入力して、2つ目以降の帳票の明細は一番上のセル参照して表示させるように編集します。

例:=B10といったセルの指定をします。

※「=」を使った参照だけではブランクの場合に「0」が表示されてしまうため、明細内のセルは書式設定のユーザー定義で「0;-0;;@」と設定してください。

※テンプレートの内容を参照したい場合はこちらをご覧ください。

5.修正が完了したら【ファイルアップロード】ボタンをクリック。

6.テンプレートファイル子画面の【ファイル選択】ボタンをクリック。

7.表示された子画面で、修正したテンプレート(xlsx形式)を選択し、【開く】ボタンをクリック。

8.テンプレートファイル子画面の【OK】をクリック。

9.【レイアウト表示】ボタンをクリック。

10.帳票ページレイアウトの業務メニュー【編集】をクリック。

11.レイアウト区分を単一、終端を一番上の帳票の終わりのセルを指定、明細範囲を一番上の帳票の明細範囲を指定、開始行範囲・繰り返し行範囲は一番上の帳票の最初の明細を指定します。

12.【更新する】ボタンをクリック。

13.【テンプレート表示】ボタンをクリック。

14.【公開】ボタンをクリック。

・1つの帳票テンプレートで納品書と請求書などを複数ページで帳票を表示させる方法

※1つの帳票テンプレートに対して帳票ページレイアウトを複数設定します。(本案内では2つ)

1.【帳票テンプレート】で追加したい帳票に近いものを選択して、業務メニュー【複製】をクリック。

2.帳票名称などを変更した上で、【更新する】ボタンをクリック。

※納品書と請求書を1つのする場合、表示させる項目によって帳票タイプを選択します。例としては請求金額を表示させたい場合は帳票タイプ「請求管理」を選択してください。

3.【ファイル名】のリンクからテンプレートファイルをダウンロードして修正します。

4.1つの帳票で1つのタブを使う形で編集を行ってください。

※例:タブ1では納品書 タブ2では請求書

※テンプレートの内容を参照したい場合はこちらをご覧ください。

5.修正が完了したら【ファイルアップロード】ボタンをクリック。

6.テンプレートファイル子画面の【ファイル選択】ボタンをクリック。

7.表示された子画面で、修正したテンプレート(xlsx形式)を選択し、【開く】ボタンをクリック。

8.テンプレートファイル子画面の【OK】をクリック。

9.【レイアウト表示】ボタンをクリック

10.帳票ページレイアウトの業務メニュー【編集】をクリック。

11.基本情報タブのシート名をタブ1の名称、レイアウト区分を複合レイアウトに指定します。

12.レイアウト1タブで終端をタブ1の帳票の1ページ目の終わりのセルを指定、明細範囲をタブ1の帳票1ページ目の明細範囲を指定、開始行範囲・繰り返し行範囲はタブ1の帳票1ページ目の最初の明細を指定します。

13.レイアウト2タブで終端をタブ1の帳票の2ページ目の終わりのセルを指定、明細範囲をタブ1の帳票2ページ目の明細範囲を指定、開始行範囲・繰り返し行範囲はタブ1の帳票2ページ目の最初の明細を指定します。

14.【更新する】ボタンをクリック。

15.【複製】をクリック。

16.基本情報タブのシート名をタブ2の名称、レイアウト区分を複合レイアウトに指定します。

17.レイアウト1タブで終端をタブ2の帳票の1ページ目の終わりのセルを指定、明細範囲をタブ2の帳票1ページ目の明細範囲を指定、開始行範囲・繰り返し行範囲はタブ2の帳票1ページ目の最初の明細を指定します。

18.レイアウト2タブで終端をタブ2の帳票の2ページ目の終わりのセルを指定、明細範囲をタブ2の帳票2ページ目の明細範囲を指定、開始行範囲・繰り返し行範囲はタブ2の帳票2ページ目の最初の明細を指定します。

19.【更新する】ボタンをクリック。

※さらに帳票を登録する場合、手順15からの操作を繰り返します。

20.【テンプレート表示】ボタンをクリック。

21.【公開】ボタンをクリック。

・明細をグルーピングし、小計(中計・大計)を表示させる方法

  1. 【帳票テンプレート】で対象テンプレートを選択し、【レイアウト表示】ボタンをクリック。

  2. 【帳票ページレイアウト】の業務メニュー【編集】をクリック。

  3. 基本情報タブの、グループ1(小計)で小計としてグルーピングしたい項目を選択。

    ※帳票ごとにグルーピング可能な項目は決まっており、プルダウンで表示されない項目ではグルーピングできません。

  4. レイアウト1タブのグループ1開始行範囲に、小計の開始行範囲を指定します。

  5. レイアウト1タブのグループ1合計行範囲に、グループ1ごとの合計(小計)出力をする行範囲を指

    定します。

  6. 【更新する】ボタンをクリック。

  7. 【テンプレート表示】ボタンをクリック。

  8. 【公開】ボタンをクリック。

※中計・大計についても同様の設定になります。

※レイアウト2がある場合、同様に設定できます。

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