『受注先行』の場合の処理の流れは、受注入力=>発注処理=>入荷処理=>出荷指示となります。発注先から直接納入する場合は、直送出荷処理を行います。
1)受注入力
2)発注処理
3)入荷処理
4)出荷指示
5)送り状について
1)受注入力
受注伝票は、受注情報と受注明細情報で構成されています。受注情報は【受注一覧】、受注明細情報は【受注明細一覧】で、それぞれ確認ができます。
■ 受注入力手順
【受注一覧】の業務メニュー【新規】より、新規の受注情報を保存する。
手順1の受注情報に詳細部【明細の追加】ボタンで受注明細情報を追加する。※ SKU管理商品の場合、詳細部【明細SKUの追加】ボタンでSKUごとに数量入力をして、受注明細情報を追加することもできます。
手順1の受注情報の一覧部【ワークフロー】【受注確定】をクリック。※ 顧客に見積書等を提示して成約待ちとする場合は【見積提示】して下さい。
2)発注処理
【発注処理】とは、確定済みの受注伝票の内容を元に、発注伝票を作成する機能のことです。また、受注-発注間に紐付きが発生して、画面間のダイレクトアクセスが可能になります。
■ 発注処理手順
発注処理を行う手順は3通りの方法があります。
業務の目的に合った方法で処理を行ってください。
・複数の受注伝票をまとめて発注する場合
【受注一覧】で発注処理を行いたい伝票にチェックをつける。
※処理を行うには【状態】が【出荷処理待ち】か【出荷処理中】である必要があります。
上部メニューの【業務処理】から【一括発注処理】をクリック。
発注処理子画面が表示されるので【発注の作成方法】で【受注伝票ごとに作成する】のチェックを外し、その他必要な項目を入力して、【発注保存】または【発注確定】ボタンをクリック。※1
作成された発注伝票番号(リンク)が表示されるのでクリック。
発注一覧に作成された発注伝票が表示されます。
取り寄せ品などの毎回仕入先から直送する商品や、サービスなどの無形商材や割引といった発注の必要がない商品は、一括発注処理を行うために事前に商品マスタの設定が必要です。設定方法はこちらをご参照ください。
・受注伝票を元に伝票内の商品を全て発注する場合
【受注一覧】で発注したい受注伝票を選択します。
編集部右下の【発注処理】をクリック。
発注処理の子画面で必要な項目を入力して【発注保存】または【発注確定】ボタンをクリック。※1
作成された発注伝票番号(リンク)が表示されるのでクリック。
発注一覧に手順3の発注情報が表示されます。※2
・受注伝票を元に伝票内の一部商品のみ選択して発注する場合
【受注一覧】の編集部の受注明細タブを開きます。
発注したい明細にチェックを付ける。
編集部右上の【明細発注処理】をクリック。
発注処理の子画面で必要な項目を入力して【発注保存】または【発注確定】ボタンをクリック。※1
作成された発注伝票番号(リンク)が表示されるのでクリック。
発注一覧に手順4の発注情報が表示されます。※2
※1【発注保存】は発注伝票を作成し【発注確定】は発注伝票を作成して確定処理まで行います。
※2【発注保存】で伝票を作成した場合は、ワークフローの【発注確定】をクリックすると発注が確定します。
3)入荷処理
【入荷処理】とは、確定済みの発注伝票の内容を元に、入荷伝票を作成する機能のことです。また、受注-発注-入荷間に紐付きが発生して、画面間のダイレクトアクセスが可能になります。
■ 入荷処理手順
入荷処理を行う手順は3通りの方法があります。
業務の目的に合った方法で処理を行ってください。
・発注伝票を元に伝票内の商品を全て入荷する場合
【発注一覧】で入荷したい発注伝票を選択します。
編集部右下の【入荷処理】をクリック。
入荷処理の子画面で必要な項目を入力して【入荷保存】または【入荷確定】ボタンをクリック。※1
作成された入荷伝票番号(リンク)が表示されるのでクリック。
【入荷一覧】に手順3の入荷情報が表示されます。※2 ※3
・発注伝票を元に伝票内の一部商品のみ選択して入荷する場合
【発注一覧】の編集部の発注明細タブを開きます。
入荷したい明細にチェックを付ける。
編集部右上の【明細入荷処理】をクリック。
入荷処理の子画面で必要な項目を入力して【入荷保存】または【入荷確定】ボタンをクリック。※1
作成された入荷伝票番号(リンク)が表示されるのでクリック。
入荷一覧に手順4の入荷情報が表示されます。※2 ※3
・発注明細を元に複数伝票に跨って商品の入荷をする場合
【発注明細一覧】で入荷したい明細にチェックを付けます。
業務メニュー【業務処理】>【入荷処理】をクリック。
入荷処理の子画面で必要な項目を入力して【入荷保存】または【入荷確定】ボタンをクリック。※1
作成された入荷伝票番号(リンク)が表示されるのでクリック。
入荷一覧に手順3の入荷情報が表示されます。※2 ※3
※1【入荷保存】は入荷伝票を作成し【入荷確定】は入荷伝票を作成して確定処理まで行います。
※2【入荷保存】で伝票を作成した場合は、ワークフローの【入荷確定】をクリックすると入荷が確定します。
※3 入荷確定時に発注元となっている受注明細への【出荷引当】が自動で行なわれ、出荷明細が作成されます。
4)出荷指示
【出荷指示】とは、【出荷引当】で作成された出荷明細を束ねて、出荷情報を作成する機能のことです。
※【出荷処理】とは【出荷引当】と【出荷指示】を一度に行う機能ですが、入荷確定した時点で【出荷引当】はされた状態となります。【出荷指示】を受注一覧または出荷明細一覧から行う方法となります。
■ 出荷指示手順
出荷指示を行う手順は3通りの方法があります。
業務の目的に合った方法で処理を行ってください。
・受注伝票を元に伝票内の商品を全て出荷指示する場合
【受注一覧】で出荷指示したい受注伝票を選択します。
編集部右下の【出荷処理】をクリック。
出荷処理の子画面で必要な項目を入力して【出荷保存】または【出荷確定】ボタンをクリック。※1
作成された出荷伝票番号(リンク)が表示されるのでクリック。
出荷一覧に手順3の出荷情報が表示されます。※2
・受注伝票を元に伝票内の一部商品のみ選択して出荷指示する場合
【受注一覧】の編集部の受注明細タブを開きます。
出荷したい明細にチェックを付ける。
編集部右上の【明細出荷処理】をクリック。
出荷処理の子画面で必要な項目を入力して【出荷保存】または【出荷確定】ボタンをクリック。※1
作成された出荷伝票番号(リンク)が表示されるのでクリック。
出荷一覧に手順3の出荷情報が表示されます。※2
・出荷明細を元に複数伝票に跨って商品の出荷指示をする場合
【出荷明細一覧】で、出荷指示をしたい明細にチェックを付ける。
業務メニュー【業務処理】>【出荷指示】をクリック。
出荷指示の子画面で必要な項目を入力して【出荷保存】または【出荷確定】ボタンをクリック。※1
作成された出荷伝票番号(リンク)が表示されるのでクリック。
出荷一覧に手順3の出荷情報が表示される。※2
※1【出荷保存】は出荷伝票を作成し【出荷確定】は出荷伝票を作成して確定処理まで行います。
※2【出荷保存】で伝票を作成した場合は、ワークフローの【出荷確定】をクリックすると出荷が確定します。
5)送り状について
【出荷一覧】の【ファイル】から配送キャリアの送り状作成サービスに読み込ませるCSVを出力することができます。
詳しくは『送り状の発行について』をご覧下さい。