s-flowでは、商品や取引先に対して最大6種類の【区分】の設定が可能です。【区分】を設定することで、その区分ごとに取引情報を集計・分析することができ、売上金額や粗利額を確認できます。
(例には、取引先への区分として「地域」「業種」という区分で売上を確認する場合を記載します。商品に対して区分を設定する場合は「取引先」を「商品」に読み替えてください。)
■区分名称の設定
最初に、区分に対して名称を設定します。(例:"地域"、"業種")
上部メニューのギアアイコン(⚙印)>【システム設定】をクリック。
画面左側メニューより、【テナント設定】をクリック。
画面下部の【編集する】をクリック。
【区分名称】タブを開き、区分ごとに名称を指定します。
(例:取引先区分1名称:"地域"、取引先区分2名称:"業種")
※設定がすぐには反映されない場合がありますので、設定が完了しましたら、ブラウザの更新ボタンをクリックしてください。
■区分の作成
区分ごとに選択肢として用意したい区分を設定します。(例:地域には「関東」「関西」など、業種には「商社」「百貨店」など)
上部メニューのギアアイコン(⚙印)>【マスタ設定】をクリック。
画面左側メニューより、【区分一覧】をクリック。
実際に分類分けする区分ごとに【区分種別】【コード】【名称】にそれぞれ設定を行い、【追加する】をクリック。(例:1つ目の区分として、区分種別:「地域」・名称:「関東」、2つ目の区分として、区分種別:「地域」・名称:「関西」など、業種も同様に登録します。)
■取引先への区分の反映
取引先に対して区分を設定します。
上部メニューのギアアイコン(⚙印)>【マスタ設定】をクリック。
画面左側メニューより、【取引先一覧】をクリック。
区分を設定する取引先を選択し、上部メニューの【編集】をクリック。
※ 【状態】が【確定】の場合、【ワークフロー】【確定取消】をクリックして【状態】を【編集中】にしてください。
【その他設定】タブを開き、編集部右側の区分に値を設定します。(例:地域:"関東"、業種:"商社")
【更新する】で変更をクリックして保存し、ワークフローの【確定】をクリック。
集計を行う取引先ごとに上記3~5の区分設定を行います。(区分の設定がされていない場合は、「その他」として集計がされます。)
■集計帳票の確認・分析
【明細区分】【集計区分1】【集計区分2】に任意の区分を設定することで、その設定ごと最大3段階での集計が可能です。例として、「取引先」ごとに売上情報の明細を表示し、「地域」「業種」ごとに集計する方法を記載します。
上部メニューかメインメニューの【管理帳票】をクリック。
【販売管理】より【売上集計表】をクリック。
【明細区分】に「取引先」を設定。(明細として取引先ごとの売上情報が表示されます。)
【集計区分1】に「地域」を設定。(中計として地域合計が表示されます。)
【集計区分2】に「業種」を設定。(小計として地域別の業種小計が表示されます。)
【OK】をクリック
また、【管理帳票】はPDFで確認するだけでなく、内容を一覧化してエクセル出力することも可能です。