s-flowでは、取引データの状態は大きく分けて保存状態(未確定)と「確定」の状態に分かれております。
「未確定」は下書き状態となっており、データの編集を行うことができますが、「確定」は決定した状態となり、基本的にデータの編集ができなくなります。
ここではどういった契機で「確定」をするのか、例を記載します。
※あくまで一例ですので、実際の運用に合わせてご利用いただけます
1.受注伝票の保存と確定
見積依頼を受けて伝票を保存し、見積書を提示する際は保存状態とします。注文書を受け取り確定します。
2.出荷伝票の保存と確定
倉庫など、実際に出荷を行う担当者に指示を出す際に出荷を保存し、実際に出荷が行われたら確定します。
受注を元に出荷処理をする場合、その商品を即時出荷する・既に出荷しているような場合は出荷確定をします。
3.請求伝票の保存と確定
請求では「確定」ではなく「請求締」を行います。
取引先へのその月の請求内容が確定したら請求締をします。
4.発注伝票の保存と確定
見積依頼を行う際に伝票を保存し、発注先からの見積を待つ間は保存状態とします。見積を確認し、実際に発注した際に確定します。
受注を元に発注処理をする場合、相手からの見積などを待たずに発注とする場合は発注確定をします。
5.入荷伝票の保存と確定
仕入先から納入の連絡があった場合に伝票を保存し、実際に倉庫に商品が入ったら確定します。
発注を元に入荷処理をする場合、発注した商品がすでに届いている場合は入荷確定をします。