得意先から注文を受けて商品を出荷する流れと受注の状態について記載します。
例として、複数の得意先から様々な受注を受けてそれを元に商品を出荷。欠品がある場合は欠品分を発注し、その商品が入荷され次第改めて出荷するという流れを記載します。
全体を通して、受注伝票の【状態】で検索することができるので、処理の漏れがないかを簡単に確認することができます。
受注伝票の【状態】と一括処理操作のフロー図は以下のようになります。
■受注を元に商品を出荷する操作
複数の確定した受注伝票(【状態】が「出荷処理待ち」)を選択し【一括出荷処理】を行うことでそれぞれの注文された商品を在庫から引当て、自動的に出荷伝票を作成することができます。複数の商品を受注した際に一部の商品の在庫が足りない場合、すべての商品が揃ってから出荷することも可能です。操作方法はこちら。
この操作により、受注したすべての商品が出荷されれば受注伝票の【状態】が「完了」となります。一部の商品で欠品が発生しており、出荷ができないものがある場合【状態】が「出荷処理中」となります。
■欠品の発注操作
上の【一括出荷処理】の結果、受注伝票の【状態】が「出荷処理中」になっている商品では欠品が発生しています。それらの受注伝票を全て選択し、【一括発注処理】を行うことで欠品分を発注をすることができます。【一括発注処理】の操作方法はこちら。
商品の発注を行うと、受注伝票の【状態】が「入荷待ち」になります。
■入荷後の操作
上の操作で発注した商品が入荷されると、自動的に受注伝票の【状態】が「出荷指示待ち」となり、出荷ができる状態になります。それらの受注伝票を選択し【一括出荷処理】を行うことで選択した受注伝票の【状態】が「完了」となります。